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2005年 11月 11日
http://4106101114.amatra.org/ 「 対立から共生へ 絶対的な勝ち手はない、一人では出来ない、道具がいらない・・・子供の頃から慣れ親しんだジャンケンは、僕たち日本人、中国人、韓国(朝鮮)人の哲学や生き方を体現しているという。 2つの異なるものを対立するものとしてとらえるのではなく、「Aであり、また、Bでもある」として捉えるアジアの思想。誰もが勝者となり得て、決定的な敗者を生まない社会。こうしたアジアの思想が、「裏か表か」というコイントスに象徴される西洋文明との対比で語られており興味深い。 対立でなく共生、抗争でなく循環、排斥でなく融和。 米国主導の現代の国際政治では「力の論理」が秩序維持の最良の政策であることが強調されますが、ジャンケンの論理のようにもっとしなやかな共生の論理こそが必要とされていると感じます。 文明論として、また、ジャンケンを巡る雑学としても非常に楽しめる一冊。 」 昨日の朝日新聞夕刊から。 ちょうど二者択一文化と日本の違いの事を考えていた。 前に書いた日本語辞典からも感じたが、日本の文化には「どっちつがず」の物を受け入れる不思議な包容力がある。 それは一神教と多神教の違いでもあるんだろう。 そういう事をジャンケンから考え付くとは、おもろいやつだ。 確かにジャンケンには勝つも負けるもない。 その時点ではあったとしても、ジャンケンを社会と見立てると社会全体としては勝ち負けがない。 日本にはグー、チョキ、パー以外にも様々なジャンケンがある。 そういう文化素養があるから、悪く言うと優柔不断と言われたりしてしまうけど、何でもかんでも飲み込んでしまう資質が育ったんだろう。 こういうのは東洋全般で言える事らしい。 中国の陰と陽は「対立を越えて補完しあう」のだそうだ。 気になる。 今度調べてみよう。 にしても、自分のタイムリーに気になってる事が新聞に載ってたりすると何だか嬉しいものだ。
by wato8282
| 2005-11-11 14:55
| パンセ
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