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2006年 11月 02日
イノベーションの本質 野中 郁次郎 (著), 勝見 明 (著) さて、minaさんのパパさんからお借りした本がやっと読み終わりました。 ビジネス書なんて、僕に読めるのだろうか、、、って思ってたけどすごい楽しく読めた! この本は、13の会社(温泉なども含みます)のあるプロジェクトについて検証している本。 ただ、「読み物編」と「解釈編」に分かれてるので、読み物の方はNHKの「プロフェッショナル」や「プロジェクトX」のように読めます。 読む前にminaさんのパパさんに「ビジョナリーカンパニー」の話をした時に 「あれはアメリカなのに珍しく日本っぽい本だよね」 って話されてました。 その時はその意味がよくつかめなかったのですが、この本を読んで意味が分かった。 「ビジョナリーカンパニー」は主に人に焦点を当てている本です。 つまり日本の経営は「人」で動いている、、とminaさんのパパは言いたかったんだと思う。 「イノベーションの本質」を読むと、 【日本】人・知識経営⇔【アメリカ】数字・競争 という構造が見えてきます。 人の中にある「知識」をどう引き出していくかで日本の経営は決まる、、と言ったところでしょうか。 暗黙知(人の中に蓄えられている顕在化しない知識⇔形式知)を共有して行き、クリエイティブルーティンを引き出すことで会社がうまく回る。 この本の中にも「ジブリ」や「黒川温泉」など一般企業と違う事例が出てくるのですが、実は蟲の響(上記minaさんがオーガナイズしてた野外イベント)も、このクリエイティブルーティンを引き出していたように思う。 オーガナイザーは大本のコンセプトを作り、それ人が乗ってくる。 後はその暗黙知が回るように、オーガナイザーは自分の知識はすべて与えて動く。 イベントだって、きちんとお金の動いているものだし、経営とあまり変わらないんじゃないのかなぁ、って思った。 しかも蟲の響はレイブ界では伝説的パーティーと言われたものだし、そこらの会社の経営とよりきちんと経営をしていたように感じる。 って、まぁ、自分なりの解釈ですがそんな事を感じました。 この本は、かなりお勧め本です。 後は気になった単語を書き出していきまーす。 ■守・破・離 ■相対価値より絶対価値 ■セル生産方式 ■三現主義 ■創造的対話が弁証法 ■綜合力 ■創造的カオス ■SECIモデル 【もくじ】 ■サントリー カラダ・バランス飲料「DAKARA」 ■本田技研工業「アコードワゴン」 ■デンソー「二次元レーザーレーダーシステム」 ■キャノン デジタルカメラ「IXY DIGITAL」 ■スズキ 50ccスクーター「チョイノリ」 ■富士通「プラズマディスプレイパネル」 ■ヤマハ「光るギター」 ■黒川温泉観光旅館共同組合「黒川温泉」 ■日進食品 高級カップめん「具多 GooTa」 ■松下電器産業「遠心力乾いちゃう洗濯機」 ■ミツカングループ 「におわなっとう」 ■スタジオジブリ「千と千尋の神隠し」 ■海洋堂「食玩」
by wato8282
| 2006-11-02 15:13
| 本
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